いちご日本一の町

栃木県真岡市は日本一いちごの生産量が多い町です。
冬季に晴れの日が多く、雨が少ない気候がいちごの栽培に適しており、土地の恵みを受けることでおいしいいちごが育ちます。

完熟いちごとは？

完熟のいちごは驚きの甘さです。
いちごは繊細ですぐにあたりや軟化がでてしまうので、量販店に並んでいるいちごはヘタのまわりがまだ白い硬い状態で早獲りし流通されます。
品質劣化が怖いので「おいしさ」よりも「安定」が優先されます。
そこを細谷さんは味にこだわり、「おいしさ」を追求。ギリギリまで成長させ完熟の状態で朝積みします。

子供達に安心して食べて欲しいから

つくり手の細谷さんは３代続くいちご農家。
長年続く歴史ある農家さんだからこそ、それにあまんじることなく日々挑戦されています。

特に細谷さんが大切にされているのは農薬をできる限り使用しないこと。

今年はまだ成長しきれていない抵抗力の低い時に農薬を一度使用しただけだそうです。
いちごの病気は多く約25種類ほどもあり、1度発病すると伝染が早く、完全に防除するのは難しいため発病前の対策・予防が栽培成功への鍵と言われます。
その為、農薬を減らすことはとてもリスクが高く、全滅の危機さえあります。

それでもリスクを抱えてまで挑戦されるのは、ご自身も3人の子供がおり
「子供達に安心していちごを食べて欲しいから」

想いのこもったいちごは子供の体だけでなく、親の気持ちも気遣った「やさしいいちご」です。

土づくりのこだわり

独自の栽培方法で土づくりにとことんこだわっています。
いちご栽培ではシーズンが終了すると、薬を撒いて土壌消毒し次のいちごを栽培しやすいように土をリセットする方もいます。悪い病気や菌がなくなるメリットもありますが、土を豊かにしてくれる微生物も死滅してしまう為、年々土が弱ってしまいます。

細谷さんは土壌消毒を行わず、土地に負荷をかけず継続しておいしいいちごを育てられるよう土も一緒に育てています。

「肥料も高価なものを使えばおいしいいちごが育つわけではない。肥料は使い方次第。１つ１つその土地と環境にあった栽培方法を見つけることが大切」

とおっしゃっていました。

卓越した職人技と手間を惜しまず日々研究し挑戦されているからこそ他にはない唯一のいちごが産まれます。

いちごの花

いちごの花は白く可憐な花です。真ん中の部分が成長しいちごの実になっていきます。

蜂に受粉をお願いする

受粉も自然な形で行う為、蜂にお願いします。

蜂に気持ちよく働いてもらう為の蜂の住居がハウスごとに設置されています。

猫

細谷さん家の猫ちゃん

すぐにお召し上がりください

完熟の状態でお届けしますので日持ちがしません。
日を追うごとに味が落ちていき、傷みもでやすいので、届きましたらすぐに冷蔵庫で冷やしていただき出来る限り早めにお召し上がりください。