2021/12/12 02:56
こんにちは。
店長の北川です。
「八百繋」OPEN で最初にご紹介する逸品「ミニトマトジュースMinami」。先日こちらをつくっている北海道富良野の『たかだ農園』さんにお邪魔してきました。
北海道富良野は北海道のちょうど真ん中の位置にある町で、雄大な山に囲まれた自然豊かな土地で農業がとても盛んなところです。札幌から車で3時間くらいで到着します。
私は北海道出身なのですが、帰郷すると癒しを求めて毎回富良野に行きます。小さい悩みなんてさーっと忘れてしまうくらい雄大な景色で心が洗われます。季節ごとに見え方が違うので行ったことがない方は、ぜひ一度行って見てください。
『たかだ農園』さんに訪問したのは11月中旬だったのですが、気温も-2℃でとても寒く天気予報も積雪の恐れありという天候の日でした。山道では既に路面脇に雪が積もっていて途中で雪が降ってきました。相変わらず天気運がない自分を恨みます。
『たかだ農園』さんのある南麓郷はあの名作。「北の国から」の舞台にもなった場所で、富良野市街から少し離れた山の中にあります。森を抜けて少し進むと突然パッと景色が広がり、雄大な雪化粧をした山をバックにどこまでも続いていそうな丘陵地に農園があります。
到着してご挨拶したあとに、まずは作業場を見せていただきました。
作業場は収穫したミニトマトの出荷準備をしたり、仕分けする為の場所です。今は作業効率をあげる為にご自宅と作業場を繋げるための改装中でした。
収穫用ケースや出荷用梱包資材
「Minami」のビンに貼るロゴシール
寒くてストーブが必須、それでも寒いです
発送待ちのジュースたち
今は収穫が終わってひと休み?かと思っていたら、もう来年にむけて土づくりを始めているそうです。雪が降る地域はハウスのビニールが破損してしまうので冬はビニールを外すのですが、たかだ農園さんではビニールを外していませんでした。来年1月に種まきをするのでこの時期から土づくりを始める必要があって、その為に雪が降ると毎回ビニールハウスの雪下ろしをしているそうです。これは大変!!私も雪国出身なのでわかりますが、屋根の雪下ろしや除雪は本当に重労働なんです。毎日雪が降ることもあるので、そんな時は毎日雪下ろし、除雪が必要になります。
おいしいミニトマトをつくる為に手間を惜しまず寒い時期から準備をしてくださっていることに感謝です。
既にハウスの横には雪が積もっていました
気温は氷点下、氷がはってました
ハウスの中は土づくりの準備中
高田さん曰く「土づくりが一番大切なんです」と、たかだ農園さんの土づくりは、化学肥料や除草剤は一切使わず、有機肥料で行っているので、手間がかかる分、おいしいミニトマトができるんです。
高田さんにトラクターを見せてもらいました
この時期はトマトの実がなっているところは見れませんでしたが土づくりの大変さや1年をかけてミニトマトがつくられていることを感じられる貴重な時間でした。現地に伺い、もっともっと多くの方に「Minami」を知ってもらいたい!!と1人熱くなりながら帰路についた北川でした。次回は春の種まきや苗植えの時期に伺ってお手伝いさせて欲しいとお願いしてきました。
今から伺うのがとても楽しみです!!