【数量限定】全国桃選手権最高金賞 片平果樹園「まどか」4~5玉/福島県産
¥4,500
SOLD OUT
野菜ソムリエ協会主催の「第2回全国桃選手権」で最高金賞を受賞された片平果樹園さんの桃「まどか」をご紹介いたします。
実は私も桃選手権の審査員として参加し、片平さんの桃に最高得点をつけていたので、いつかこの素晴らしい桃をお取り扱いさせていただきたいと思っていました。
先日ご連絡したところお会いいただける事になり福島まで直接お邪魔させていただき、今回8月2週目の1回だけ特別にお取り扱いさせていただける事になりました。
「まどか」は桃好きの方にはぜひ一度食べてみて欲しい品種で、果肉が硬いのにとろみのある食感でとても甘く果汁が多い桃です。
その中でも片平さんが育てる「まどか」は別格。独特の食感と溢れる果汁。桃のいいところが凝縮された味わいです。
ただ収穫期が1週間ほどしかないとても希少な桃で、残念ながら入荷数に限りがあり数量限定でのお届けとなります。
ぜひ日本一になった桃の味を体験してみて下さい。
産地:福島県福島市
容量:約4玉~5玉
品種:まどか
お届け予定日:8/9~8/11
配送方法:クール便(クロネコヤマト)日付指定不可
※お届け日は天候等の影響により変更となる場合もございますので、予めご了承ください。
※こちらの商品は予約商品となります。お届け日の日時指定はできません。
桃の産地 福島県福島市
桃の生産量全国2位の福島は多くが盆地に形成されており、暑さが集中する事で甘さの凝縮した美味しい桃が育ちます。
福島は特に硬い桃が有名で福島県が開発した「あかつき」が代表品種です。
その「あかつき」が進化し「川中島白桃」とのいいとこどりをしたのが「まどか」です。
福島の桃の栽培は、明治24年頃からスタートしたと言われ、100年以上の歴史があります。
今でも盆には桃をお供えし、7月末に行われる諏訪神社の例祭に際して、神事にお供えする果物には必ず桃が用いられるそうです。
桃の花も昔から地域の人々にとって非常に親しまれる存在で、町のシンボルともなっている花です。
また、諏訪神社や八幡神社など神社の祭礼には山車が出るところが多くあるのですが、山車の屋根上に飾られる「ヤマ」と呼ばれる生木で作られた飾りは桃の木の枝が使われています。
昔から生活の中に桃があり、桃が地域の特産物となり地域の人の生活と密接に関係している桃。福島の人にとって桃は大切な存在です。
高さ1.5m~2.5mに実をつける
一般的に桃は、樹のてっぺんにある太陽をたくさん受けた桃が美味しいと言われています。
片平さんにお話しを伺うまでは私もそう思っていました。
しかし、片平さんの畑は、桃の樹が低く、実が低い位置にたわわに実っています。
「みかんやりんご等の他の果樹も美味しいものは高さ1.5~2.5mに実をつけている」
片平さんの哲学では、樹をお盆上の形に育て、雨をしっかり受け、幹に水が流れるようにし、葉を生い茂らせ、樹間を拡げしっかり根をはやせるようにして、雨のない日はちゃんとヒトが水を撒く。
「実がより幹に近い方が栄養が行き届いて美味しくなるんです」
実が低い位置にある事で、収穫作業もしやすく、スタッフの方が脚立に上って事故を起こすこともない。
桃も働くヒトにも優しい栽培方法が片平さんの哲学です。
つくり手 片平聡さん
片平さんは福島で桃を育てて100年以上の歴史ある農家さんです。
初めてご連絡した時もお忙しい時期なのに快く対応して下さり、初対面の私にとても優しく話しをして下さいました。
一旦桃の話しになるとこだわりが溢れ、明るくお話しされる中に経験に裏打ちされた自信と信念を感じました。
最高金賞を受賞した事で「福島の桃が認められてよかった!!」
と、東日本大震災のあと風評被害に悩まされた福島の農作物が、全国で1番の評価をしてもらった事が一番嬉しいとおっしゃっていました。
訪問した翌日に
「福島の果物の評価が少しでもあがり、次の世代が安心して農業ができるように力を貸してください」
とメッセージを頂いたのには本当に感動しました。
自分よりも地域や次世代の事を先に考える。
自然や地域と密接に関わる農業だからこそ、片平さんのようなつくり手さんは本当に尊敬します。
「食でヒトを繋ぐ」を掲げ活動している八百繋にとって、片平さんのような方が育てる逸品をお繋ぎできる事は本当に嬉しいです。
一番のこだわりは収穫のタイミング
片平さんの桃は届いた時に一番美味しい状態になるよう収穫されています。
桃はとても食べ頃を判断するのが難しく、あまり指で押してしまうと傷みの原因になってしまいます。
一般的に桃はデリケートなので硬い状態で早め採りし、発送時に傷みがでないように収穫してしまいます。しかし、それでは最後まで美味しくならず本当の味は届けられない。
「まどか」は果肉が硬めなので、より収穫期が重要で、一目みると果皮が赤くなり熟しているように見えるのですが、実はまだ中身は熟しておらず、桃の中でも特に見極めが難しいそうです。
見た目での見極めだけでなく、出荷する前に毎日食べて味をチェックしています。
当たり前かもしれませんが、育てる桃農家さんが毎日味をみて収穫期を判断するから、美味しい桃を見極められるようになるそうです。
畑への入り口はキウイの天井に包まれた素敵なゲートになっていました
綺麗に整理された桃のコンテナと瓦屋根の納屋
食べ頃、保存方法
【食べ頃】
片平さんの桃は樹上完熟採りをしておりますので、ちょうど食べ頃にお届けしています。
柔らかめがお好きな方は到着後常温で2,3日置いてから芯のまわりを触って柔らかくなってからお召し上がり下さい。
硬い桃は食べ比べができますので、ぜひ硬い桃と柔らかくなってからの桃の味くらべをお楽しみください。
【召し上がり方】
召し上がる30分前に冷蔵庫に入れて冷やすと美味しくいただけます。
冷やす際は桃の水分が失われないようにビニール袋や新聞紙に入れてください。
冷やし過ぎると甘味が落ちてしまいますのでご注意ください。
熟成すると皮が手で剥けます。(品種によって剥けないものもあります)
【保存方法】
桃はデリケートな果物ですので、保存する場合は風通しが良く日光の当たらない場所で常温保存してください。