アールスメロンの1本1果栽培

「マスクメロン」は品種ではなくムスクのようなよい香りがするメロンというのが名称の由来で、主に芳香となめらかな食感で昔から贈答品として重宝されるアールスメロンを差す事が多いです。アールスメロンは高級品の代名詞となっており、静岡の日本最高峰ブランド「クラウンメロン」の品種もアールスメロンです。

表面に出来た立体的な網目模様が大きな特徴で、網目はメロンの成長過程において表面の皮の部分よりも果実の内部の方が微妙に成長が早いため、表皮が耐えられずひび割れが出来ていきます。その裂け目から分泌液が染み出し、それが固まってコルク層になり、美しい網目模様になります。
なので、網目が細かく均等なほどより分泌液が染み出しているという事で美味しいと言われます。

そのアールスメロンを更に1本に１つしか実をつけずに味を集中させる栽培方法が「1木1果栽培」です。
「クラウンメロン」も同様の栽培方法で、通常2，3玉の実をつけるところを1つに集中するので味が濃くなり果汁が溢れます。

40年以上の歴史と土へのこだわり

森木農園のメロン栽培の歴史は、現8代目のお婆様がメロン農家として嫁いできたとっころから始まります。
今でも現役で畑にでているお婆様が長年かけて育ててきたハウスの土を引き継ぐ形で今の森木農園がメロン栽培を継承しています。

土づくりのこだわりは「食べられる有機肥料」を使う事。

ふかふかの土にする為に乳酸菌や納豆菌、イースト菌を使用した人にも環境にも優しい肥料を使っています。

その為、歴史の浅い畑ではできない芳醇な味わいのメロンが育ちます。

メロンの花

森木農園のみなさん

手仕事で育てています